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第四十五話 めっちゃ

昔からの大阪弁ではないが、若者を中心に、大阪人が最近めっちゃよく使う言葉が「めっちゃ」である。「とても、ものすごく、非常に、尋常ではない」といった、程度や分量感を表す言葉で、「滅茶苦茶」をショートカットした言葉だ。
親戚言葉の「無茶苦茶」が転じた、「むっちゃ」というバージョンもある。「むっちゃ腹立つわー」といった使い方だ。

例えば、英語の「アイム・ベリー・ハッピー」は、大阪弁では「うち、めっちゃ、うれしいわ」になる。
大阪弁が日常用語の人なら、このめっちゃは、使わない日はないぐらいだろう。
「これ、めっちゃオイシイやん」「昨日、めっちゃ怖い夢見たわ」「自分、めっちゃ渋い服来てるやん」「今朝は、めっちゃさぶいなー」などなど、なんでもくっつけることができるユーティリティワードである。
「めっちゃ」から「ッ」を取って、「めちゃ」と言うと、やや分量感が軽めになる。「めっちゃうれしい」が「ごっついうれしい!」だとしたら、「めちゃうれしい」は「かなりうれしい」ぐらいのニュアンスである。
こちらの方は、「めちゃウマ」とか「めちゃコワ」「めちゃクサ」など、後ろに2文字程度の言葉がつくと歯切れが良く、会話にテンポが生まれるので、若者たちにけっこう好まれている。中学・高校あたりの女の子同士の会話では、この「めちゃ○○」が、ぽんぽん飛び交っている。
モダンな大阪弁を使いこなすには、「めっちゃ」「めちゃ」「むっちゃ」「むちゃ」は、キーポイントになるので、ぜひ憶えておいてください。

本日のスキット

食堂で客の会話

客A 「この店の名物はな、海鮮めちゃウマ丼やねん」
客B 「うわー、なんやその、めちゃイケテへん名前…」
客A 「ま、そう言わんと、だまされた思て、いっぺん食べてみぃ」
客B (注文して、一口食べてみて)「わ、めっちゃウマイやん、コレ!」