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第二十七話 やつす

関西のお笑いタレントの活躍で、すっかり有名になってしまった大阪弁だが、いまだに、さっぱりわからん大阪弁というのがある。この「やつす」なんてのも、その代表である。
みなさん、わかりますか?
「窶す(やつす)」とは、おめかししたり、おしゃれに着飾ることをいうのです。

「やつす」を辞書で引くと、いくつか意味がある。
姿をみすぼらしくする、目立たないようにする、まねるといった意味で、「旅の虚無僧姿に身をやつし」といった使い方をするケースや、やせてしまうほど熱中し思い悩むんだり、夢中になることを意味する、「身を焦がすような恋に身をやつす」などの用法が主として一般的。ほかには、真似る・似せるといった意味や、出家する・剃髪する、一部を省略するなどの意味も見られる。
大阪弁でいう、化粧する・めかすといった意味は、今では大阪ぐらいでしか通用しなくなってしまったが、江戸時代の川柳集『誹風柳多留』にはちゃんと、「やつさずに 濡れ事をする新五郎」なんていう、艶っぽい川柳も見られるので、近世ぐらいまでは、標準語として使われていたことがうかがえる。

どんなときに使うかというと、例えば、成人式なんかで、娘さんがきれいな振袖姿で出かけるとしますね。近所のおばちゃんがそれを見て、「いやー、あそこの娘さん、きれいにやつしてぇ」ってな調子で使うわけです。
でもいまでは、若い人は、「やつす」なんて表現は、ほとんど使わない。どっちかというと、船場言葉と並んで、滅び行く大阪弁の部類に入るのではないだろうか。

本日のスキット

中小企業の社員の会話

社員A 「おい、Bくん。社長見たか」
社員B 「はいな、見た見た」
社員A 「えらい、やつして、今日もあの店行くんかな?」
社員B 「そらそやで。今日のネクタイ、あの店のママにもろたやつやがな」
社員A 「うわ、いよいよ熱あげてしもて、会社、大丈夫かいな」
社員B 「こら、わしらも、転職考えた方がええかもな…」