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第九話 どないしたん

標準語でいうと「どうしたの」、英語でいうと「What is the matter?」が、大阪弁では「どないしたん」になる。「ど」と「し」に、ぐいっとアクセントを置くと、それらしく聞こえるはずだ。

「どないしたん」は、人情に厚い大阪人の特長をよく現した言葉のひとつだ。
例えば、誰かが青い顔をして苦しんでいるとする。こういうとき大阪の人ならたいてい、「どないしたん、大丈夫か?」と気遣う。あるいはまた、久しぶりに出会った旧知の人が、あまりに様変わりしていたりすると、すかさず「あんた、いったいどないしたん」と心配顔でたずねるのが、大阪人のつねだ。
別の用法としては、自分の要望に対して、相手がとんちんかんなことをことをしている時に、この言葉が発せられる。頼んだ仕事がまともにできず、ミスばかりしている人には、「どないしたん、あんた今日ちょっと、おかしいで」といった言葉が浴びせられる。言外に「かなんやっちゃな…」という怒りが含まれていたりする。
最後の用法は、いわゆるツッコミである。二人寄ると大阪人は漫才になるとよく言われるが、たしかに大阪では、ボケとツッコミの役割分担がごく日常的に、自然に行われている。
「あ、こいつ、ここでボケ入れとるな…」と察知したら大阪人は、すかさず「キミ、どないしたん」とツッコミを入れてしまうのである。これはもう、パブロフの犬のようなもので、民族的な条件反射といえる。ツッコミを入れてもらった相方は、そこできっちり落ちをつけて笑いをとるわけだ。
でもあまり滑り続けると信頼感を失い、誰も相手をしてくれないさぶい人になったりする。せっかくのツッコミを台無しにするのだから、それはそれで当然の報いといえる。だから大阪でボケ役をはろうと思ったら、それなりの覚悟と努力がいるのだ。
というわけでみなさん、どこかでボケている浪花っこを見かけたら、「どないしたん」と、さりげなくつっこんでやってください。それが浪花の、あいの手運動です。

本日のスキット

友人同士の会話

Aくん 「やあ、Bくん、ええとこで会うたわ」
Bくん 「わ、びっくりした。こんなとこで何してんねん」
Aくん 「いや、ちょっとワケありでな」
Bくん 「せやから、どないしたん
Aくん 「これや、見てわからんか」
Bくん 「何をさっきからずっと、バンザイしてんねん」
Aくん 「もうお手上げやねん。助けてBくん」
Bくん 「………さぶ」