【改訂版】古文単語集08 なぞ/など いづこ・いづら・いづち いつしか やつす/やつる よをすつ

大阪



大学入試頻出の古文単語を解説していく動画シリーズ。はじめの方(RANK S・RANK Aあたり)は高校入試にも必要なレベルです。再生リストはhttps://www.youtube.com/playlist?list=PLwqs4d7NvZraMxnuKW7YwqVDG_JMhTEKJ
今回は第8回。
疑問詞多め。「出家」の意味付けなんかについても少し話してます。
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日本語の古語と出家の意味

日本の古語や文法を理解することは、文学や歴史の知識を深めるために重要です。特に、出家やその関連する表現については、古代から続く文化的な側面が見られます。この文章では、古語のいくつかの使い方を探りながら、それがどのように出家に関連しているのかを考察します。

古語の疑問詞

「なぞ」や「など」は、もともと「なにぞ」「なにと」といった形で、「どうして」や「なぜ」といった疑問を示しています。例として挙げられるのは、「などいらへもしたまはぬ」という表現です。これは、「どうして返事もしないのか」という内容になります。さらに、この疑問形は反語の形でも使われ、「~か。いやそうじゃない」という意味合いを持ちます。たとえば、「あなゆゆしや、などかさあらむ」という表現は、「そんな不吉なこと、どうしてそんなことがありましょうか」というニュアンスになります。

いづこ・いづら・いづち

「いづこ」「いづら」「いづち」といった言い方も、すべて「どこ」という意味です。「いづこ」は現代でも使われており、「いづら」「いづち」という形も覚えておくと良いでしょう。たとえば、「いづら、翁は参りたるか」という問いかけは、「どこだ、じいさん来ているかい」という意味になります。

また、和歌の中でもこの言葉は見られます。「世を捨てて山に入る人、山にてもなほ憂き時はいづち行くらむ」とは、出家して山に入った人が、山でも辛い時には一体どこに行くのかという内容です。どんな場所にいても、悩みはつきないということを示しています。

いつしかの使い方

「いつしか」は「いつのまにか」や「はやくも」といった意味で使われます。例えば、「いつしかおはしまし着きて…」という表現は「はやくもご到着なさった」という意味です。また、願望を伴う形、「いつしか梅咲かなむ」は「早く梅が咲いてほしいな」という希望を示しています。

やつす・やつると出家

「やつす」という動詞は、特に「身をやつす」という形で、庶民の暮らしに混じることを意味します。例として挙げると、「くまもなき折しも人を思ひいでて心と月をやつしつるかな」とあります。ここでは、愛おしい人を思い出したことで、心と月が「やつしつる」様子が描かれています。

出家という概念も「やつす」に関連話があります。出家することで、一般の姿からあらたに僧侶としての姿に変わるということです。「かたちをやつしたれど、ものやゆかしかりけむ」という表現は、出家をすることが何かに魅かれる理由によって、一般生活から離れてしまったのかを示唆しています。

世を捨てる意味

「世を捨つ」というフレーズは、世の中の煩わしさから離れること、すなわち出家をすることを暗示しています。出家に関しては、よくある表現に「世をのがる」「世をそむく」「世をかる」「世をいとふ」なども見られます。これらはすべて、「世」という言葉を使った表現です。

さらに、「頭を剃る」という形で出家を示す「かしらおろす」「みぐしおろす」という言葉もあります。子供の頃から仕えていた主君が「御髪おろしたまうてけり」と記されていた場合、その主君が出家していたことを示しています。

出家は、仏門に入ることを意味し、一般的には良いこととされますが、家族や社会とのつながりをあきらめる苦痛も伴います。出家をした人は、家族にとって実質的には死んでしまったのと同じ状況になることも多いのです。このような背景から、出家を表す婉曲表現が多く存在します。

まとめ

古語や出家に関する言葉は、日本の文化や歴史に深く根ざしています。これらの表現を学ぶことで、古典文学や詩が持つ深い意味や背景をよりよく理解することができるでしょう。出家の概念は、単なる信仰の行動だけでなく、人間関係や社会との関わりにも影響を与える重要なテーマであることを忘れてはなりません。詳しい情報は、例えば杉学書院の文献を参照すると良いでしょう。

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