■平成8年の文化財保護法改正により創設された登録文化財制度は、主に、今も使われている近代建築を対象とする活用型の保護制度。大阪には、良質の近代建造物が数多く残っており、現在、全国一位の登録件数を誇っている。 登録文化財は、地域のランドマーク、また地域を特徴付ける文化的景観要素として、あるいは地域活動の核として、地域のアイデンティティーの確立や地域の活性化、文化的環境形成などに寄与している。 【文化財登録数 平成17年3月現在】 全国の登録文化財:47都道府県 4805件(1府県平均102件) 本府の登録文化財:315件 〈参考URL〉http://www.pref.osaka.jp/bunkazaihogo/kindaikenchiku/index.html